子育てが一段落し、また外で働きたいと思ってはいたのですが、不景気のためなかなか思うような仕事が見つからず、とりあえず資格でもと思って宅建を受験することにしました。不動産業界での経験などはまったくありませんでした。とりあえず資格の学校に通うつもりでしたので、説明会などに参加したのですが授業料が高く、とても払うことはできませんでした。そんな時、資格情報誌にネクステージサポートの広告を見つけて音声講義を聴いてみたところ、資格の学校よりもはるかにわかりやすい内容でしたので申し込みを決めました。もちろん、値段が安いというのも理由としてありましたが（笑）。
音声講義の内容ですが、初心者の私でも十分についていくことができました。先生から「早く一通り音声講義を聴き終えることがポイントです。一度ですべてを理解しようとするのは無理だから」とのことでしたので、全部理解できなくてもいいからと割り切り、とにかく音声講義をペースメーカーがわりにして学習を進めました。気持ちがくじけそうにもなりましたが、何とか全部を聴き終えました。
この試験は「復習に時間をかけるべきテスト」です。そのためには、私と同じように初めて勉強される方はなるべくわかりやすい講義（講座）を利用して試験の全体像を把握することが必要です。その点、山元先生の授業は大変わかりやすいものでした。
「民法は結論を暗記しても問題は解けない。だから結果が出るまでに時間がかかるから我慢が必要。」、「宅建業法と法令制限科目はとにかく暗記さえすれば得点になる！」とのことでしたので、問題演習の復習をとにかく重視しました。
合格点ぎりぎりではありましたが、1度目の挑戦で無事に合格することができました。宅建に合格したおかげで、賃貸物件を扱う不動産会社でアルバイトとして働くことになりました。時給も高いので、宅建で得た知識を実践で活かして頑張りたいと思います。最後になりますが、宅建試験は予備校が一番と思っておられる方もいるかも知れませんが、決してそんなことはないと思います。